愛するペットにそっくりな「クローンぬいぐるみ」を製作してくれるお店やサービスが人気です。
せっかく作ってもらうなら、なるべくそっくりに作ってもらいたいですよね。
そのためには、注文する際になるべく上手にペットの特徴を伝えることが大切です。
なぜなら、あなたが送る「写真」や「特徴を説明する文章」をもとにして、ぬいぐるみは作られるからです。
私は、カドルクローン(Cuddle Clones)というクローンぬいぐるみ製作サービスを利用したことがあります。
クローンぬいぐるみを注文する際に、なるべくそっくりに作ってもらえるように私が心掛けたことと、
これからクローンぬいぐるみを注文しようと考えている人が失敗しないためのヒントをご紹介します。
この記事の内容は、筆者が「Cuddle Clones」を利用した経験をベースにお話しますが、その他のクローンぬいぐるみ製作サービスを利用する際にも応用できると思います。
1.ペットの年齢・容姿を決める
ペットの姿や外見の特徴は「幼い時期」と「若い時期」「老いた時期」で変わります。
私の愛犬ポピィはヨークシャーテリアだったので、一生のうちに毛の色が何度も変わりました。
あなたが会いたいのは、いつ頃のペットの姿ですか?
最近の姿ですか?それとも、若い頃の元気な姿ですか?
まずはその「年齢イメージ」を定めないと、ぬいぐるみ製作の「モデルになる写真」が選べないので、何歳頃の姿が良いか考えてみましょう。
また、犬はときどき毛の色が変わったり、トリミングによって容姿が大きく変わります。私の愛犬ポピィもそうでした。
年齢や容姿がバラバラな複数の写真を混ぜてしまうと、ぬいぐるみを製作してくれる職人は頭を悩ませることでしょう。
ということで、まずはあなたが希望する「ペットの年齢や容姿」を定めておきましょう。
私は愛犬がまだ若くて活発だった7~8歳頃の写真を選びました。楽しい思い出が甦りますからね。
2.ペットの特徴がよくわかる写真を用意する
いままでに撮ったペットの写真の中から、その子の特徴・その子らしさがよく表れているものを見つけましょう。
もちろん、あなたのペットが今も元気で傍にいるなら、新たに写真を撮るのもいいでしょう。
写真を選ぶ基準は「かわいい」とか「お気に入り」ではなくて、ペットの外見の特徴がよくわかるものであること。
「顔つき」や「毛の色」「ブチや模様」「皮膚のしわ」など、ペットはたくさんの個性や特徴を持っています。
注文時に送れる写真の数は限られるので、1枚1枚の写真からなるべく多くの特徴が伝わるように、写真を選びましょう。
3.【裏技】1枚の画像に複数の写真を入れ込む
「Cuddle Clones」の場合、写真は下のようなアップロードフォームを使って注文時に送信します。
どんな写真を用意すれば良いのか?がイラストで示されているので、わかりやすくて良いのですが、
それぞれアップロードできる枚数は各1枚だけ。
1枚の写真では上手く特徴を伝えきれない時は「1枚の画像に複数の写真を入れ込む」ことで、送れる写真の数や「伝える力」を補うことができます。
私がやってみた例
愛犬の「お尻周りの形」や「毛の色が切り替わる様子」をしっかり伝えたくて、
このように画像1枚に2カット並べました。
他にも「顔」の写真も同様にしました。
写真をモデルに立体物を作り出す場合、少し角度を変えた2カット以上の写真があると捗るので、このように2カット並べることは「上手く伝える」という意味で効果的です。
裏技なので多用すべきではありませんが、必要ならこうすればペットの外見の特徴をしっかりと伝えることができますよ。
4.ことばで特徴を補足する
「クローンぬいぐるみ」は基本的には写真に忠実に製作されますが、
写真では伝わらない細かな特徴は言葉で補足してあげればもっとよく似るはずです。
目では見えていても、言われて初めて気が付くことってありますよね。
「あなただけが知っているペットの特徴」や「ここを再現してほしい」という希望があれば伝えておきましょう。
どんな小さな特徴でも必要なら遠慮せず伝えましょう。相手は人間で、1つ1つ手作りしているので、考慮してくれるはずです。
むしろ、そういうオンリーワンを作り続ける精神こそがCuddle Clonesのこだわりです。
ただし、英語で記入する必要があるので、苦手な人は翻訳ソフトなどを活用して上手に伝えましょう
私は愛犬の「毛の色」をしっかり再現してほしかったので、どこで色が切り替わるかを以下のように伝えました。
- Fur color of the middle of the back is brighter than the other places. – 背中の真ん中の毛の色は他の場所よりも明るいです。
- Fur color of the edge of the eye and mouth is darker than other places. – 眼と口の縁の毛の色は他の場所よりも暗いです。
そして、実際に出来上がってきたクローンぬいぐるみは、「私が伝えた以上にリアルに作りこまれてた」ということを強調しておきます。
Cuddle Clonesの職人たちは犬の毛の特徴を熟知しています。
5.いつ注文すべきか?
Cuddle Clonesなどの、愛するペットのぬいぐるみを作ってくれるサービス。
とても魅力的だし、気にはなっているけれど、「注文するタイミング」が解らないという人は多いと思います。
これについて、私は次のような考えを持っています。
今現在、元気なペットと暮らしている人
今現在、元気なペットと暮らしている人は、いま注文するのがおすすめです。
ペットが傍にいれば、注文時に必要な写真が用意しやすいし、出来上がったぬいぐるみとペットを一緒に写真に撮る人もいますよ。
私も、もっと早く知っていれば、愛犬とぬいぐるみを一緒に写真に撮ってみたかったな~と思います。
愛するペットを亡くした人
ペットを亡くした人は、「いつ頃、ぬいぐるみになったペットと再会したいか」を一度よく考えてみましょう。
ペットを失くしてすぐは「いますぐ会いたい!」「帰ってきてほしい!」と願う人が多いと思います。
逆に「思い出してしまって辛い」という人もいます。
クローンぬいぐるみを手にすることで安心したり満たされる人もいれば、本物ではないその姿を現実視してかえって悲しみをぶり返してしまう人もいます。
だから、クローンぬいぐるみを手にするタイミングは、悲しみを乗り越えて、精神的に少し落ち着いてからのほうがいいように私は思います。
いずれにしても、注文してから数ヶ月は待つことになるので、ペットを亡くしたばかりの人も「数ヵ月後なら大丈夫」と思えるなら、いますぐ注文するといいでしょう。
私がCuddle Clonesを知って注文した時は、愛犬を亡くしてから2年が経っていました。
その時にはもう喪失感や悲しみはとっくに消えていて、愛犬を思う気持ちは、懐かしむ気持ちに変わっていました。
そんな「いなくなった者をしのぶ気持ち」を、クローンぬいぐるみはそっと受け止めてくれるでしょう。
その他のポイント
あなたは「クローンぬいぐるみ」を愛せるか?
Cuddle Clonesは1匹1匹のペットの特徴を上手く再現して、かなりそっくりに作ってくれます。
それでもやはり「ぬいぐるみ」です。ペットの本当のクローンではないし、容姿は100%同じではありません。
なるべく似ていたらいいなという期待はいくら寄せてもいいと思いますが、同時に、多少の容姿の違いは許容する気持ちが必要です。
本物との違いを探すのではなく、似ているところを見つけてあげましょう。
そして本物のペットと同じように愛するまなざしを向けられたなら、それはあなたにとって価値あるものです。
クローンぬいぐるみの価値は、あなたの「心」が決めるのです。
「Cuddle Clones」がやっぱりすごい
ペットのそっくりなぬいぐるみを製作してくれるサービスや工房はCuddle Clones以外にもあって、日本国内にも同様のサービスをしている人やお店が存在します。
私もネットで調べていくつかの同様のサービスを見てみました。どのサービスも素敵なぬいぐるみを製作しています。
しかし色々見てみると、やはりCuddle Clonesが特によく出来ていて、ぬいぐるみとペットの比較写真を見てみると、そっくり率が高いと思いました。
それほどCuddle Clonesには技術と実績があり、そっくりに作ることへの「こだわり」が強いんだと思います。
そのこだわりの強さは、Cuddle Clonesが『既存のクローンぬいぐるみ製作サービスの中で絶対的かつ最大の会社である』と自負していることからも解ります。
ただし、Cuddle Clonesは海外のサービスなので、英語や海外サイトが苦手な人にとっては利用するのにややハードルが高いと思います。
注文時のミスや輸送トラブル等が起きた時の対応も国内サービスと比べて難しくなります。もしも何かあった時の連絡はすべて英語で行なう必要があります。
その辺りも含めて、Cuddle Clonesで作ってもらうか、国内のサービスで作ってもらうか、考えてみるといいでしょう。
私はCuddle Clonesを含めて、これまで海外のサービスやネットショップを色々利用してきましたが、特にこれといったトラブルは経験していません。
むしろ日本の会社よりも良いなと思うこともあります。海外発送をしているお店やサービスは、ちゃんとしたところが多いように思います。
まとめ
以上、今回は愛するペットにそっくりな「クローンぬいぐるみ」について、
- 「上手に注文するためのポイント」や
- 「失敗しないためのヒント」
などをご紹介しました。
興味がある人・注文を考えている人の参考になれば幸いです。
こちらの記事もぜひ参考に