雷、怖いですよね。
1年のなかでも特に夏、6~9月は落雷が多い時期。
雷がピカッと光ってゴロゴロ鳴っていても、家の中にいればまぁ大丈夫なのですが、
落雷で、コンセントにつないである家電・電気製品が壊れることがあるんですよね。
あなたは知っていましたか?
私も実際に雷で家電が壊れた経験があるので、現在はいくつかの対策をしています。
ということで、そんな「雷対策」についてお伝えしたいと思います。
「雷で家電が壊れる」はマジ、被害にあっていない人は運が良いだけ
「雷が原因で家電が壊れた」という経験がない人の中には、「そんなこと本当にあるの?」と思っている人もいることでしょう。
でもそれはたぶん、いままで「運」が良かっただけではないでしょうか。
雷が原因で家電が壊れるということが実際に起きています。
私の家庭でも実際に起きた経験があるし、人に聞いてみると「うちも雷にやられたことがある」という人は結構います。
テレビ、エアコン、冷蔵庫、パソコンなど、いろいろな家電が雷によって破壊されている事実
うちでは以前、雷で「プレステ2」がお亡くなりになったことがありました。
思い返せば、昔「テレビ」が突然壊れた日も、夏の雷雨の日でしたね~。
やられるときは、本当に一瞬で壊れるんです。
他にも「エアコン」や「冷蔵庫」が壊れたとか、「パソコン」「プリンター」「インターネットモデム」が壊れたとか、聞くと皆さんいろんな家電を雷に破壊されているようです。
どれも急に故障したら困るものばっかりじゃないですか~。
家電を破壊する「雷サージ」は電線やアンテナ線から侵入する
落雷によって瞬間的に高圧電流が発生することやその電流を「雷サージ」といいます。
この雷サージが原因で、コンセントにつながった電気製品が壊れるんですね。
「雷サージ」は電線やアンテナ線、電話線などから建物に侵入します。
・画像引用元:ELECOM – 「雷サージとは?」
落雷が予測不能であるように、雷が落ちた時に「サージ電流」がどこに流れるかはわかりません。
そして、雷サージに侵入されたお家では、今日も何かが破壊されているのです。
雷サージ対策|2つの方法
雷サージによる家電の破壊を防ぐには、次の2通りの方法がありますよ。
方法1|コンセントから電源プラグを抜く
雷が鳴り始めたら、「電源コード」「ACアダプター」などをコンセントから抜いてしまえば、
万が一、近くで落雷があっても、雷サージに家電が破壊されることはほぼありません。
コードを抜いている間は家電が使えませんが、雷から守る最も確実な方法ですね。
私も在宅中に雷雨が来た時には、コンセントからプラグを抜いて雷が止むのを待ったことがあります。
しかし「その場にいないと対応できない」「留守中の家が心配」という問題があります。
方法2|雷ガード用品を使う
コンセントから侵入してくる雷サージを迎え撃つことができるのが、
「雷サージ対応タップ」などの雷ガード用品。
家電とコンセントの間に取り付けることで、雷サージを打ち消して家電を守る役目を果たします。
サージ電流の吸収回路が家電の「身代わり」になってくれるのです。
自らが犠牲になることで家電を守る仕組みなので「使い捨て」になりますが、
取り付けておけば留守中も家電を守ってくれるので安心ですよ。
雷ガード用品を取り付けよう
雷から家電を守る「雷ガード用品」を取り付けてみましょう。
うちでは先日、長年使ってきた電源タップなどを新しいものに交換したので、
一緒に家じゅうのコンセントに「雷ガード用品」を取り付けることにしました。
上の写真にあるのは以下の製品です。
1.サンワサプライ 雷ガード
コンセント直付けの電源タップ。「スイッチ付き」と「スイッチなし」を場所に応じて使い分けてます。最大サージ電圧は2500V&作動ランプ付き。
2.オーム電機 強力雷ガードタップ
コンセント直付けの雷ガード。 最大サージ電圧は60000Vと超強力&作動ランプ付き。しかも反応時間も8倍速いという最強の雷ガード。
パソコン周りやテレビ・エアコンなど特に壊れてほしくないところはコレにしました。
3.サンワサプライ 節電エコタップ
個別スイッチ付きの電源タップ。スイッチが光らないことで人気の製品。最大サージ電圧は2500V&作動ランプ付き、使い勝手の良さで選びました。
どれを買えばいい?雷ガード用品を選ぶ時のポイント
「雷ガード用品」、調べてみると種類が多すぎて、どれを選べばいいのか迷いますよね。
私がこれまでに色々な雷ガード用品を買ってきた経験上、「ココを押さえておくと良いな」と思っているのは次の2つのポイントです。
ポイント1|作動ランプ付きの製品を選ぶ
雷ガード用品は「使い捨て」です。サージ電流を受け止めて家電を保護すると、通常1度きりで役目を終えます。
「作動ランプ」は雷ガード機能がまだ使えるか・使えないかをお知らせします。
作動ランプが無い製品もあり、その場合は雷ガード機能を失った後もそれに気付かずに使い続けてしまう恐れがありますよ。
雷のあとで「作動ランプ」が消えているのに気付いたなら、それは雷サージを吸収してくれた証拠。「買い替え」の合図でもあります。
ということで、雷ガード用品がちゃんと機能しているかどうかが分かる作動ランプ付きの製品を選ぶのがオススメです。
ポイント2|最大サージ電圧がなるべく高いものを選ぶ
雷ガード用品には「性能」があります。
製品の説明やメーカーHPなどに「最大サージ電圧:12000V」等の表示があれば、
それが雷サージに対する強さを表しています。
この数字が大きいほど強い雷サージに耐えられるという意味です。
最大サージ電圧が低い製品は、万が一の時に家電を守りきれない可能性も。
ということで、最大サージ電圧の数字がなるべく大きなものを選ぶことをオススメしますよ。
「最大サージ電圧」の表示が無い製品もあります。それって「性能が不明」ということで、安心できないし、他の製品と比較しようがありませんよね。
本当に効果はあるの?→うちでは過去7年間、被害が出ていません
「雷ガード用品」って本当に効果あるの?私も初めはそう思っていました。
で、なんにも対策をしていなかったある日、落雷でプレステ2があっさり壊れたんですよね。
それをきっかけに、部屋の電源タップを「雷ガードタイプ」に交換しました。
その後、季節がめぐるたび激しい雷雨の日もありましたが、今日まで7年間なにも壊れずに済んでいます。
その間、雷ガード付きタップの作動ランプが消えたことがありました。つまり、雷サージから守ってくれたんですね。
ということで「雷ガード用品」はちゃんと効果があると思いますよ。
まとめ
「落雷で家電が壊れる」というのは交通事故みたいなもの。
そう頻繁に見舞われることはありませんが、誰の身にも降りかかる可能性があるのも事実。
「万が一」や「たった一度」の落雷で、高価な家電が一発で破壊されてしまうことがあるのが雷の怖さです。
ある日突然テレビやエアコン・冷蔵庫などが壊れて、購入を迫られるのは困りますよね。
家電が破壊されてから慌てて対策をしても、すでに壊れた家電の買い直しの出費は避けられません。
だから、万が一の時に雷から守ってくれる「雷ガード用品」は、設置しておいて絶対に損はないと私は思います。
実際、私は雷ガード用品に家電を守ってもらった実感・経験があるので、本当に使っていて良かったです。
あなたのお家でも、この機会に「雷対策」をしてみてはいかがでしょう。
私の経験やこの記事の内容が参考になれば幸いです。