ペットにそっくりなぬいぐるみを作ってくれる「Cuddle Clones」
ペットにそっくりな「ぬいぐるみ」を作ってれるサービス「カドルクローン(Cuddle Clones)」を知っていますか?
「カドルクローン」はアメリカ・ケンタッキー州にある「クローンぬいぐるみ製作会社」で、写真を元にペットにそっくりなぬいぐるみを作ってくれます。
カドルクローンのインスタグラムを見てみてください。本当にどれもそっくりで、よく出来ているんです。日々新しいぬいぐるみが誕生していますよ。
以下に6つの参考例をご紹介します。
「ぬいぐるみ」と「本物のペット」を見比べてみてください。
ちなみに、カドルクローンでは「ぬいぐるみ」だけでなく「フィギュア」やその他グッズも製作されていますよ。
私は以前、ニュースバラエティサイト『カラパイア』で「カドルクローンが紹介されている記事」を見たのがきっかけで「カドルクローン」の存在を知りました。
そして、実際にクローンぬいぐるみを注文してみたので、注文方法などをご紹介します。
関連記事:実際に出来上がった「クローンぬいぐるみ」の写真と感想はこちら
- この記事で説明する注文方法や注文画面の詳細は、私が注文した時点のものです。
- 注文画面のスクリーンショットは、解りやすいようにブラウザで英語を日本語に翻訳したものを表示しています。(一部変な訳になっているところもある)
注文の流れ
1.写真を用意する
まずは、クローンぬいぐるみの「モデル」になる写真を用意します。
いままでに撮ったペットの写真の中から、その子の特徴・その子らしさがよく表れているものを見つけましょう。
もちろん、あなたのペットが今も元気で傍にいるなら、新たに写真を撮るのもいいでしょう。
以下のような写真が必要です
- ペットの体全体を写した写真。容姿・雰囲気が伝わる1枚。
- 顔の写真。顔の細かな特徴までよくわかるもの。
- お尻・しっぽ周辺の写真。
- 背中~後頭部の写真。
- 胴体左側の写真。
- 胴体右側の写真。
- お腹の写真。
「必ず全ての写真が必要というわけではありません。どれでも好きなものをアップロードすればいいですよ。」と説明されています。
とはいっても、なるべく多くの写真を用意したほうが、クローンぬいぐるみがそっくりに仕上がる可能性は高くなるでしょう。
2.写真をアップロードして、必要事項を入力する
「Cuddle Clones」のクローンぬいぐるみ注文ページに進んで、写真をアップロードして、必要事項を入力していきます。
2-1.はじめに基本情報を入力
「ペットの名前」を入力して、「ペットの種類」を選びます。
犬・猫のほかに「馬」があるのが、なんともアメリカらしいですね(笑)
他にも鳥やウサギ、モルモットなど色々な動物が作れるそうで、その場合は「その他」を選びます。
さらに、「犬」の場合は「犬種」と「体重」を選択するエリアがあります。
体重は単位がポンドなのでややこしいですが、1ポンド=約450gで換算するといいでしょう。
ここで指定した体重が「ぬいぐるみの大きさ」に反映されます。
ペットを採寸するよりも簡単ですが、その分アバウトな指定方法なので、ぬいぐるみの大きさはペットと全く同じにはならないということを覚えておいてください。
また、実際より体重をわざと少なめor多めにすれば、ぬいぐるみは小さめor大きめに作られます。大型犬を小さく作ってもらう人もいるようです。
2-2.写真をアップロードする
あらかじめ選んでおいた写真をアップロードします。
アップロード画面のスクリーンショットは前項「1.写真を用意する」にあるのでそちらを参照してください。
2-3.以下のようなカスタマイズができます
ぬいぐるみで再現するペットの「姿勢」や「特徴」をいくつかのバリエーションからできます。
- 姿勢:立っている/座っている/伏せしてる
- 耳:立ち耳/折れ耳/垂れ耳
- 眼の色:ペットの眼に一番近い色を選びましょう
- しっぽ:イメージや姿勢に合ったものを選びましょう。
- 口:ペットの表情を決める大事なところ。かなり迷う所です。
2-4.必要なら更に特徴を伝える
ここまでの写真やカスタマイズだけではペットの特徴を伝え切れないと思う場合や、特に重要だと思う特徴がある場合は、文章と追加写真で3箇所まで補足することができます。
なお、この項目は、特に必要が無ければ何も書かなくていいと思います。
補足説明をする際には、初めに用意した写真とは別の写真が必要になる場合があります。ここまでにアップロードした写真を元に補足説明を伝えてもいいと思います。
文章は英語で伝える必要があります。英語が苦手な人はGoogle翻訳などを活用するといいでしょう。
翻訳が上手くいかない時は、日本語の文法が間違っている場合がほとんどです。正しくシンプルな文章を書きましょう。
日本語から英語に翻訳して、その英文を日本語に再翻訳した時にほぼ元の文章に戻るくらいの単純で正しい文章を目指しましょう。
注文ページは特に難しいことはありませんでしたが、すべて英語表示なので英語が苦手な人はブラウザの翻訳機能を使うと良いでしょう。この記事で表示しているスクリーンショット画像も自動翻訳したものですよ。
3.注文者情報・送り先・発送方法を入力する
注文に必要な情報を入力します。
住所や氏名もアルファベットで書く必要があるので、表記と順序に気を付けて下さい。
4.価格・支払い
「価格」は基本的に動物の種類と作る大きさによって決まっているようです。
私が注文した当時は、199~249ドルくらいでした。これは以前の話なので、価格設定が変わる可能性があります。
また、「アメリカからの送料」がかかります。発送方法がいくつかの種類から選択でき、それによって送料が変わります。
参考:私の注文明細からの抜粋
※「クローンぬいぐるみ」と「ミニフィギュア」を一緒に注文しました。
Order Information:
—————————————————–
1 @ $199.00 – Cuddle Clone = $199.00 ←これがクローンぬいぐるみ
Name: Poppy
1 @ $79.20 – Pet Figurine = $79.20 ←これがミニフィギュア
Payment Information:
—————————————————–
Subtotal: $278.20
Total: $278.20
Iglobal Shipping Charges: $61.26 ←これが送料
Tax: $0.00
PAYPAL ****-: $339.46 ←これが支払い合計
Cuddle Clonesへの支払いはPaypal経由の「クレジットカード決済」です。支払いページに必要事項を入力して、決済手続きが正常に終われば注文が完了です。
5.届くのを待つ
Cuddle Clonesはすべて職人による手作りで、大人気なので注文が止むことがないそうです。
そのため作ってもらえるまでには順番待ちがあり、製作にも時間がかかるので、注文してから出来上がるまでは通常数ヶ月はかかるようです。
私は2月に注文して、7月に届きました。ちょうど5ヶ月くらいです。大体そのくらいで手に入る場合が多いようですよ。気長に待ちましょう。
- 完成・発送が近づくとCuddle Cloneからメールで連絡がありました。
- さらに発送後にもメールをくれました。荷物のトラッキング番号が書かれていたので、輸送状況がわかって安心でした。
発送から約10日で荷物が到着。普通に郵便局の人が配達に来ました。
配達時、「税金」と引き換えに受け取る
荷物が日本に到着した時に税関で課税される可能性があります。
私は4500円の課税を受けました。ちょっと高いですよね。さらに通関料が200円。課税の有無や金額は、地方や荷物の大きさによって変わると思います。
この税金等は荷物の到着時に玄関先で郵便局員に支払います。発送の連絡が来たら、税金分の現金を手元に用意しておきましょう。
まとめ
カドルクローン(Cuddle Clones)は、本当にリアルで、そっくりなぬいぐるみを製作してくれます。
「世界に1つだけのぬいぐるみ」は他のどれよりも愛おしく、価値あるものになります。私も思い切って注文してみて本当に良かったです。
注文から数ヵ月後のある日、「ピンポーン」と呼び鈴が鳴って届いた箱を開ければ、愛するペットにそっくりなぬいぐるみと対面です。
あなたも、ペットにそっくりなぬいぐるみを「Cuddle Clones」で注文してみてはいかが?
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