植木鉢・プランターの「雑草対策」や「霜よけ」「土の乾燥防止」などに、
「バークチップ」を敷き詰めるという方法がありますよね。
しかし、バークチップをそのまま使うと、その後の植物の手入れがやりにくくなります。
追肥や植替えなどの作業のたびに、バークチップを拾い集める必要があるんですよね。
ということで今回は、そんなバークチップが扱い易くなる方法を紹介します。
用意するもの
今回使うのは以下の2つ。
1.バークチップ
園芸用のバークチップ。チップの大きさが色々ありますが、細かいとボロボロとした屑みたいなのが多くなるので、大きめが使いやすいと思います。
今回私はこちらの商品の「Lサイズ」を使いました。
2.メッシュ巾着袋
園芸用のメッシュ巾着袋。プランターのサイズや植物の生え方に合わせて、使いやすいサイズを選びましょう。今回私は「15cm×25cm」の袋を使いました。
バークチップをメッシュ袋に入れる
バークチップは大きさ・カタチにバラつきがあるもの。
私が使っている「Lサイズ」のバークチップの中身はこんなかんじ。平均して大きめですね。
色んな形のバークチップに適当にピックアップして、メッシュ袋に詰めていきます。
バークチップを直接手で触ると、時々「トゲ」が刺さることがあるので気を付けて。
メッシュ袋の口を絞れば「バークチップ袋」ができあがり。
同じものをいくつか用意しますが、1つ作る度にプランターに並べていくのがお勧めです。
1つずつプランターに並べながら、次のバークチップ袋の大きさを決めていくと隙間ができにくいですよ。
- バークチップの量はいっぱいまで入れるのではなく、メッシュ袋の7割くらいまでにしておくと扱いやすいです。
- パンパンに詰め込まないで「袋をもめば形が変えられる状態」にしておくことで、プランターに並べやすくなりますよ。
バークチップ袋をプランターに並べる
「バークチップ袋」を作ったら、プランターに並べていきます。
今回は冬のブルーベリーの鉢にやってみました。防草や霜よけになりますね。
土の表面が広く空いているところから並べていくとやりやすいですよ。
バークチップ袋を1つ置いたら、その隣に詰めるようにして次の袋、また次の袋と並べていきます。
上から見るとこんなかんじ。
「プランターの形」や「植物の生え方」に合わせて、バークチップ袋の大きさ・形を整えて並べれば、こんなかんじできれいに並びますよ。
そして、最後に小さな隙間が残ることがあります。
残ったスキマには、最後に小さめのバークチップ袋を作ってねじ込めば完了です。
または、最後に残ったスキマに、少量のバークチップを直接並べるという方法も。
「バークチップをあと数個並べれば隙間が埋まる」という時は、ラスト数個だけ直置きするのもいいでしょう。私は全て「バークチップ袋」で仕上げました。
というかんじで、ブルーベリーの鉢に「バークチップ袋」をきっちり並べた様子がこちら。土が見えているところはありませんね。
もう1鉢やってみよう
ブルーベリーの鉢はもう1つあるので、引き続きバークチップ袋を並べてみましょう。
ブルーベリーの木は真ん中の太い幹のほかにも、土からサッカー(新梢)が出ているところがあります。
幹やサッカーをよけるようにして、上手くバークチップ袋を並べてみました。
ちなみに、バークチップを「防草」や「保温」「霜よけ」などの目的で使う場合は、バークチップの層の厚みは5cm以上あったほうが良いでしょう。
ということで、バークチップ袋も厚みたっぷりで作ります。
そして、こちらもバークチップ袋で土や株元をカバーすることができました。
これでしばらくは「雑草」や「乾燥」「霜」などから土をカバーできますね。
土の様子を見たいときや、バークチップを取り除きたいときは、バラバラのバークチップを1つ1つ拾い集める必要はなく、袋ごと持ち上げるだけで済むので、とても扱いやすくなったと思います。
まとめ
というかんじで、「メッシュ袋」を使って「バークチップ」を扱い易くする方法をご紹介してみました。
バークチップをそのまま並べる時とは違って、見た目は少しヘンテコになりますが、
これでもう植物や土を手入れする度にバークチップに苦労させられることはなくなりますね。
「防草」「保温」「乾燥予防」「霜よけ」など、プランター・植木鉢にバークチップを並べる目的はさまざまですが、
いずれの場合もバークチップが扱い易いほうがいいですよね。
ということで、バークチップにメッシュ袋を組み合わせた「バークチップ袋」、割とおすすめです。
アイデアの1つとして、参考にしていただけると嬉しいです。
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