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これさえ知ればブルーベリー狩りを200%楽しめる、7つのポイントを教えます

かごに入った山盛りのブルーベリーの実の写真

ブルーベリー狩りをもっと楽しく!

夏のお出かけにオススメなブルーベリー狩り

たくさんの実がなるブルーベリー農園で、好きな実を摘んで食べるのが楽しい&美味しいんですよね。

だけど、行ってみたら「あんまり実が無かった」とか「それほど美味しくなかった」という経験はありませんか?

そんなふうに、満足に楽しめないまま帰るのは残念なことですよね。

地植えの木が並ぶ、ブルーベリー畑の様子

私はブルーベリーが大好きで、長年自宅でも栽培していて、観光農園でのブルーベリー狩りにもよく行きます。

ブルーベリー狩り&栽培を続けてきたことで「ブルーベリー狩りを最高に楽しむためのコツ」が解りました。

ということで本記事では、

  • いつ行くと実がたくさんあるのか?
  • 実がいちばん美味しいのはいつ?
  • 美味しい実の見極めかた など

ブルーベリー狩りを200%楽しめる、7つのポイントをご紹介します。

これらのポイントを知っているとブルーベリー狩りがもっと楽しくなりますよ♪

あなたのブルーベリー狩りがより良い想い出になりますように、ぜひ参考にしていただければと思います。

  • すべてのポイントを押さえられたらベストですが、むずかしい場合は1つでも2つでも大丈夫です。
  • 1つでも多くのポイントを知って・押さえていくことで、ブルーベリー狩りの楽しさ&美味しさがアップしますよ。
このページの目次

1.混雑する前に行く

たくさんの人がブルーベリー狩りに訪れた後は、食べ頃のブルーベリーの実の数が一時的に少なくなります。

そして、木に残っている実は、まだ熟れていない酸っぱいものの割合が多くなります。

そのため「混雑する前のタイミング」に行くことで、食べ頃の実がよりたくさんある状態でブルーベリー狩りが楽しめます。

いろいろな種類のブルーベリーの木が並んでいる様子

具体的なタイミングはココ

「混雑する前」というのは、具体的には次のようなタイミングです。

  • 「午後」よりも「午前」「朝一番
  • 「日曜日」よりも「土曜日
  • 「土曜日」よりも「金曜日
  • 「連休明け」よりも「連休前

△混雑後はなるべく避けたい

次のような日は「混雑した後」なので、実の数が絶望的に少ないことがありますよ。お気を付けください。

  • 連休明けの平日
  • 連休の後半や最終日
  • 週明けの月曜日・火曜日

ちなみに、ブルーベリー狩りの「シーズン初期」にも食べ頃の実が少ないことがあるので留意したいです。早いところだと6月中頃から開園してブルーベリー狩りができますが「徐々に熟れた実が増えていく」ので、初めは食べ頃の実が少ないことがありますよ。実の数や熟れ具合について、農園のホームページなどでお知らせされることもあるので、お出かけ前にチェックしておきたいですね。

2.晴天の後に行く

ブルーベリーの実の味は、常に変化しています。

ブルーベリーの木が太陽の光をたくさん浴びた後は、実の糖度が高くなります

ブルーベリーの木にたくさんの実が付いている写真

そういうタイミングを選んで行くと、より甘くて美味しい実に出会える確率が上がりますよ。

具体的なタイミングはココ

  • 何日か晴天が続いている時
  • 晴れた日の翌日

前日までよく晴れていたなら、ブルーベリー狩りの当日は曇りでも大丈夫です。

逆に、雨や曇りが続くと、味が薄く、甘みが弱くなる傾向がありますよ。

雨がたくさん降った後は、木が水をたくさん吸い上げて、実も水っぽくなるんです。美味しい実に出会うためには、前日までの晴天がポイントですね。

3.甘い実を選んで摘みとる

ブルーベリー狩りは「どれでも好きな実を摘んで食べるのが自由」ですが、同時に「すべての実が美味しいわけではない」んです。

ブルーベリーの実は1つ1つ熟れ具合が異なるので、甘い実を見極めて取らないと、「硬くて・酸っぱくて・美味しくない…!」ということになりますよ。

ブルーベリー狩りを楽しむ様子
例:ラビットアイ系のブルーベリー。小さい実や、赤みがある実は未熟。

そのため、たくさんの中から美味しい実を探す「宝探し」みたいな楽しさがあるんですよね。

美味しい・甘い実を見極めるためのポイントは2つ。「大きさ」と「」です。

見極めるポイント

ブルーベリーの実の大きさ・色は、木の種類(品種)によっても異なりますが、

同じ1本の木の中で見た時には、次のような規則性がありますよ。

  • 大きな実ほど熟れている
  • 小さな実ほど未熟
  • 全体が青いほど熟れている
  • 少しでも赤みがあるのは未熟(ラビットアイ系の場合)

なるべく大きな実を選ぶ

美味しい・甘いブルーベリーの実を選んで摘み取りたいなら、まずは「大きな実を探す」のが近道です。

ブルーベリーの実は、熟れていく過程の最後の最後にググッと膨らむので、たくさん実がなっている中で特に大きな実を見つけたら、それはとても甘い実である可能性が高いです。

大きな実を選んで摘むことで、平均して美味しい実に出会える確率が高くなりますよ。

同じ1本の木の中で、少しでも大きい実を選んで摘むのがお勧めです。

全体が青い実を選ぶ

ブルーベリーの実は熟すと青くなります。実の全体が青くなっているものは、ほぼ成熟しています。

表面にブルーム(新鮮な果物の表面に表れる白い粉っぽいもの)が出る品種が多いので、「青白い」こともありますが、全体が青くなっていれば概ね熟れていると判断できます。

また、木がラビットアイ系品種(=未熟な実が赤みを帯びる)の場合は、実のどこかに少しでも赤みがある場合は完熟していないことが判ります。

ということで、「全体が完全に青くなっている実」を探すことが、甘い実を摘み取るためのポイントです。


稀に例外もありますが、ぜひこれらのポイントを覚えておいて、甘くておいしいブルーベリーの実を上手に選んでみてください。

ちなみに、ブルーベリー栽培のプロやベテランは、さらに「実と枝の境界の色・形」や「実の先端の形」などを見て、より高度な見極めをしますが、これは一般の人には難しいので、まずは「全体の色と大きさ」という解りやすいところに注目して実を選ぶのがお勧めです。

4.いろんな木をめぐって食べ比べる

ブルーベリーの木にはたくさんの種類があって、種類によって実の風味も異なります

大小さまざまなブルーベリーの木が並んでいる様子

例えば、次のような特徴をもつ実がありますよ。

  1. こってり濃厚な甘さがあるもの
  2. 香りがとても良いもの
  3. 甘みと酸味のバランスがちょうどいいもの

通常、ブルーベリー農園ではこのような「実の風味の違い」を楽しめるように、複数の種類の木が栽培されています。

そのため、歩き回って、実を摘む木を変えれば、一味違ったブルーベリーの実に出会えることがあります。

中には「園内に数本しかない種類の木」や「珍しい味の実」などもあるので、ぜひ色んなブルーベリーの木から実を摘んでみてください。

趣味でブルーベリーの木の栽培をしたいと考えている人や、自分好みの味の品種を見つけたいという人は、ブルーベリー農園でたくさん食べ比べることで、品種選びの参考にできますよ。

5.一度に3~4粒食べる

ここまでにお伝えしたように、ブルーベリーの実は1つ1つ熟れ具合が異なるほか、木の種類によっても風味が異なります。

「甘みが強い実」もあれば、「酸味がある実」もあるし、「香りが良い実」もあります。

大粒のブルーベリーの実を手のひらに乗せた様子

1つ1つの実の味や香りが違うので、中にはあまり美味しくない実もあるし、バラつきや偏りもあります。

この「違い」を1粒ずつ味わうのも良いのですが、

一度に3~4粒くらい口に入れると、もっと美味しく感じられることがあるんです。

それぞれの味が混ざり合って「バランスの良い味」になったり、「新しい美味しさ」が誕生することがあるんですよね。

本当に、口いっぱいに感動の美味しさが広がることがあるので、「3~4粒の同時食べ」をぜひ試してみてほしいです。

例えば、うっかり「熟れていない、酸っぱい実」を摘んでしまった時も、甘い実と一緒に食べれば、「酸っぱさ」と「他の実の甘さ」が調和して、美味しく食べられますよ。

6.ブルーベリーのスイーツを食べる

ブルーベリー狩りが楽しめる観光農園では、ブルーベリーを使ったスイーツや飲み物が用意されていることがあります。(無いところもあります)

かき氷の写真
ベリーソーダの写真

例えばこんなメニュー

  • ブルーベリーを使ったカキ氷
  • ブルーベリーを使ったパフェ
  • ブルーベリーを使ったパンケーキ
  • ブルーベリーを使ったジュース など

農園のブルーベリーを使って作られた自家製スイーツは、そこでしか味わえないもの。驚くほど美味しいこともあります。

また、夏のお楽しみであるブルーベリー狩りは基本的に「暑い」ので、冷たいものを口に入れたり、日陰でゆっくりおやつを食べて過ごす時間は心地良いものです。

ブルーベリー狩りに行った時、もしその農園にブルーベリーのスイーツや飲み物などがあったら、ぜひ味わってみてください。

7.ブルーベリーの実を持ち帰る

ほとんどのブルーベリー農園では、ブルーベリー狩りで収穫した実を持ち帰ることができます。(通常、有料です)

ブルーベリーの実を持ち帰り用のパックに入れた様子

ブルーベリーの実は、状態が良ければ冷蔵庫で1~3日は保存できます。

きれいで弾力のある実は冷蔵庫で1~3日くらい保存できます。傷がある実や、柔らかい実、汁が出ている実は当日中に食べてしまいましょう。

そして、冷やして食べると美味しいんです。

一般に、ブルーベリーの実は追熟しないと言われていますが、冷蔵庫で一晩寝かせたブルーベリーは、採れたてよりも美味しくなることがありますよ。

翌日の朝食に食べたり、おやつに食べるなど、ブルーベリー狩りの余韻が長く楽しめます。

ということで、収穫したブルーベリーのいくらかを持ち帰って、ぜひお家でもブルーベリーの味を楽しんでみてください。

お家でブルーベリージャムなどを作りたいという時は、持ち帰るブルーベリーの中に「完熟前の酸っぱい実」を含めるようにすると、ジャムなどの味に深みが出るようです。未熟な実を摘んでしまった時も、持ち帰って加工用にすると美味しく消費できますね。

まとめ

今回は「ブルーベリーの栽培経験」と「ブルーベリー狩りの経験」から解った、

ブルーベリー狩りを最高に楽しむためのコツ」をご紹介してみました。

私は自宅でブルーベリーの栽培をしているので、お家でたくさんブルーベリーの実が食べられますが…

それでもブルーベリー農園に足を運ぶくらい、ブルーベリー狩りは楽しい&美味しいですね。

もしあなたがブルーベリー狩りに行く時には、ぜひこの記事の内容も参考に、ブルーベリー狩りの魅力・楽しさを満喫してみてほしいです。

お伝えした内容が、あなたの「夏の想い出づくり」の一助になれば幸いです。

こちらの記事もぜひ参考に

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かごに入った山盛りのブルーベリーの実の写真

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