滋賀県の高島市、安曇川町の特産品『アドベリー』を知っていますか?
アドベリーは甘酸っぱくて美味しい夏の果実です。
今回はその産地にある道の駅「藤樹の里あどがわ」で、
2013年6月30日に開催された『アドベリー収穫祭』に行ってきので、その日のもようをお届けします。
この記事は、筆者の過去のブログ記事を再編集し当サイトに移設したものです。
「アドベリー」ってどんな木の実?
『アドベリー』は、一般的にはボイセンベリー(またはボイズンベリー)の名で知られている木の実で、
安曇川町で栽培されたボイセンベリーは特産品として親しみやすいように「アドベリー」という愛称が付けられていますよ。
「まぼろしの果実」
アドベリー(ボイセンベリー)は、収穫期間が短く、保存・流通がむずかしいから、ほとんど市場には出回らない「まぼろしの果実」なんですよね。
だから、アドベリーが大好きな私も、長い間『生果実』を食べたことはなくて、
今回のアドベリー収穫祭が「初めて生果実を食べられるチャンス」になりました。
アドベリーについてもっと詳しく
アドベリーについて、より詳しい情報は下記のページでご紹介しています。
アドベリー収穫祭2013をリポート
『アドベリー収穫祭』は、毎年6月に道の駅「藤樹の里あどがわ」で開催されています。
催しがいろいろ
「アドベリー収穫祭」は朝9時の開会式にはじまり、夕方までいろいろな催しが用意されていますよ。
せっかく訪れたなら、楽器の演奏やダンスなども観て楽しめるといいですね。
この日のスケジュールはこんなかんじ。
- 9:00 開会
- 9:10 (演奏)ふじ太鼓
- 9:40 摘みたて果実と安曇川高校生オリジナル商品の販売
- 10:30 (演奏)安曇川高校吹奏楽部
- 11:30 (演技)Emiko ハワイアンフラ
- 13:00 (演奏)本間秋良
- 14:00 (演奏)スマートタイムズ 16:00 閉会
この日、私は朝9時前に道の駅「藤樹の里あどがわ」に到着。 開会式から参加できました。
開会式では、アドベリー生産協議会の人や、市長さん、学校の校長先生などのお話が聞けました。
みんなアドベリーが大好きで、それぞれに思いがあるようです。
特設の売り場をチェック
まずは売り場をチェックしてみましょう。
この時期にココでしか食べられない「アドベリーの生果実」や、アドベリー収穫祭の「限定スイーツ」などがありますよ。
希少な「アドベリーの生果実」がずらり
アドベリーの生果実は希少です。まさにこの時期だけのお楽しみ。
この日は収穫祭のために、安曇川高校の有志の生徒さんたちが朝7時から収穫を手伝ってくれたと聞きました。
アドベリーを使ったスイーツがいろいろ
売り場には「生果実」のほかにも、
- アドベリーかき氷
- アドベリーソフトクリーム
- アドベリーサイダー
- アドベリーサンデー
- アドベリーラスク
- アドベリー大判焼
- アドベリークレープ
などなど、アドベリーを使ったスイーツがいっぱい。
安曇川高校の生徒さんが頑張ってる
赤い帽子や赤いシャツ、赤いエプロンを身に付けているのは安曇川高校の生徒さんたち。
彼ら彼女たちがアドベリーの実を摘んでくれて、会場での接客販売や案内などを頑張ってくれていましたよ。
ここに集まったのは全校生ではなく、アドベリー収穫祭のために自ら手を挙げて協力することを選んだ生徒たち。きっとこの中から、将来アドベリーの果実や食品を作る人が出てくるのかもしれません。
アドベリーを食べて楽しもう
ということで、「アドベリー生果実」やいろいろなアドベリースイーツを買って・食べて・楽しみましょう。
絶対に食べたい「アドベリー生果実」
この日いちばんの目玉は、やっぱり「アドベリー生果実」。
売り切れることもあるから、まずは生果実をゲットしておきたいですね。
慣れない接客販売にぎこちない男子生徒2人にお金を渡して、生果実を2パック売ってもらいました。
そして念願の「アドベリー生果実」を食べる。
初めて見る「アドベリー生果実」。
なんて大きなベリーの実だろう。1粒で口いっぱいになる大きさです。
アドベリーには真っ赤な果汁が詰まっていて、口に入れるとすぐに甘酸っぱいジュースが溢れます。
香りもとても良い。生果実はこんなに美味しいんだ。
この日、初めて食べたアドベリーの生果実。「これは毎年ここへ来て食べたい」と思える、記憶に残る美味しさでした。
アドベリースイーツいろいろ
それから、アドベリーを使ったスイーツも色々買ってみました。
アドベリーを使ったシュークリーム
こちらはアドベリー収穫祭の当日限定スイーツ。
「安曇川高校の生徒さんたちがアイディアを練って、地元のお菓子屋さんと協力して作ったお菓子」ということで、この日の注目商品でした。
『もちもちあどしゅー』というこのお菓子。
よく膨れた大きめのシュー生地の中にアドベリーソースと求肥(ぎゅうひ)、
そしてたっぷりのカスタードクリームが仕込まれていました。
「シュー生地に求肥を入れる」という発想が面白いですね。
そして、カスタードクリームとアドベリーソースがベストマッチ。カスタードとベリーの組み合わせは良く合いますよね。
「もちもちあどしゅー」は大人気で、すぐに完売
この日、安曇川高校オリジナルのお菓子はアドベリーの生果実よりも人気で、
買いたい人の行列ができて、合計数百食あったというお菓子はものの1時間ほどで完売しました。
アドベリーサンデー
そしてこちらは『アドベリーサンデー』。
コーンフレークにバニラアイス、そこにアドベリーソース&アドベリー生果実。これも美味しい組み合わせですね。
「アドベリーの生果実を使ったデザート」が食べられるのは本当にこの時だけだから、こういうの嬉しいですね。
アドベリーソフトクリーム
それから、ここへ来たらぜひ食べておきたいのが『アドベリーソフトクリーム』。
アドベリーの風味が強くて美味しいんですよね。
この日は、ふだん道の駅で提供されているのとは違う「特設売場の小型のマシン」で作ってくれたので、ちょっとドイヒーな形に…(笑)
見た目はともかく、やっぱりアドベリーソフトクリームは美味しいです。オススメですよ。
道の駅でお買い物を楽しむ
道の駅「藤樹の里あどがわ」では、安曇川町や高島市内でとれた農作物が販売されていますよ。
とても美味しい野菜や果物が買えるので、私もいつも色々買って帰ります。
トマトや椎茸は特にオススメですね。安曇川町や高島市には腕の良い生産者さんがいるんだな~と思います。
今回のお土産はこんなかんじ。美味しいトマトに、旨み満点の椎茸。このほかにも野菜をいろいろ買いました。
そして、家に帰ってからもアドベリーの生果実をいただきました。
道の駅「藤樹の里あどがわ」を訪れると、ついつい色々買いすぎてしまうくらい、美味しいものがたくさんありますね。
私は一年に何度か安曇川町を訪れていて、そのたびにこの道の駅で買い物をしています。
まとめ
というかんじで、
いろいろ買って・食べて・楽しめる『アドベリー収穫祭』、行ってみて良かったです。
この日・この場所でしか出会えないものもあり、価値ある時間が過ごせました。
グルメ旅が好きな人におすすめしたいですね。
私はまた来年以降もアドベリー収穫祭に行きたいと思います。
以上、2013年の『アドベリー収穫祭』のリポートでした。
こちらの記事もぜひ参考に