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愛犬の介護の記録 vol.12|幸運だったこと

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シリーズ愛犬の介護の記録」は、筆者のかつての愛犬ポピィについて書いた過去のブログの記事を再構成してこのサイトに転載したものです。

必要な人とワンちゃんのお役に立てれば幸いです。

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幸運だったこと

ずっと一緒にいてあげられた

私の愛犬ポピィが「老い」と「病」に倒れた後は、それから愛犬が逝くまでの約3年間、私はほぼ付きっきりで介護生活をしてきました。

その甲斐あり、概ね元気を維持することができましたが、体調を崩すこともあり、寝ずの看病が必要だった日々もありました。

大変だったこともあるけれど、ずっと一緒にいてあげられたことは、本当に大切なことでした。

本来なら、理想の介護生活をするのは難しい

私は、愛犬にとって必要だと思うことは全てやってきたつもりです。それが理想だからです。

しかし、普通はなかなか理想通りにしてあげることができないのも現実です。

犬の介護というものは実に大変で、たくさんの苦労やお金や時間が必要です。

付きっきりの介護が必要であっても、人には人の暮らしがあり、仕事をしに出掛けなければならず、ずっと傍にいてあげることはできないものです。

大切な愛犬のことを最後までちゃんと面倒を見てあげたいのに、それができない

こういった問題に頭を悩ませている人は本当にたくさんいると思います。

そして、何の解決もできないまま、愛犬は旅立ってしまい、飼い主には色々と後悔の念ばかりが残るのです。

私と愛犬ポピィも、本当ならきっとそんなふうになる運命だったことでしょう。

しかし、これを幸運というべきか不幸ととらえるべきか、そんな悲しい運命を変える出来事が起こりました。

私の不幸が、むしろ幸運につながった

私の愛犬ポピィが「老い」と「病」に倒れたその数ヶ月前、私は勤めてきた会社が倒産して職を失っていました。(リーマンショックの後)

そこそこ大きな会社だったので、まさか潰れるとはきっと誰も思っていなかったでしょうし、よりによって自分の身にこのようなことが起こるとは私は思ってもみませんでした。

毎日身を削る思いで全力投球で頑張ってきた仕事を失ったこと、それは当時の私にとっては悲劇で、絶望的な出来事に感じられました。

それから私はしばらく人生に迷った後、自分で事業を始めようと毎日せっせと開業準備をしていました。

ちょうどその時に愛犬ポピィが病に倒れたのでした。

愛犬ポピィの写真

その後私は、自宅をオフィスとして運営する個人事業を始めて、特別な用事がある時以外はほぼ自宅にこもりっきり、つまりずっと愛犬の傍にいてあげられる暮らしが始まりました

そのおかげで、私はいつも愛犬の様子をいつも観察して、どんな小さな変化も見逃さず、体調を崩しかけたなら悪くなる前に対処して、排泄を失敗したり・体が汚れたりしたらすぐに綺麗にしてあげる・・・といった必要十分な介護をしてあげることができました。

目の見えない愛犬に「安心」を与えられるのは、「どんな時も、いつも傍にいてあげること」。

この一番大切なことを、叶わぬ理想ではなく現実にすることができたのでした。

愛犬ポピィの写真
16歳の誕生日のポピィ

あの時、職を失っていなければ、そのまま順調で安泰な人生を歩けたかもしれないけれど、もっと大切なものをあっさりと失っていたかもしれない。

人生の歯車が狂って、その時に愛犬が病に倒れて、「あぁ、不幸が重なった」と思ったけれど、

おかげで私はいま、人生の中で大切なものとは何なのかを身をもって知ることができました。

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記事をお読みいただいた上で、ワンちゃんの介護生活等についてお悩み・ご質問等がありましたら、筆者のTwitter宛にメッセージをお送りください。私がお答えできることならお返事いたします。

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